より安心できる空間づくりを実現するには、抗菌塗料を正しく選ぶことが重要。このサイトでは、性能に優れた抗菌塗料を厳選しているほか、抗菌塗料にまつわる豆知識なども紹介しています。
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より抗菌性が高く安心できる内装・外装にするには、以下の2つのポイントを押さえた抗菌塗料を選ぶことが大切です。
抗菌とは、細菌を長時間増やさないようにすることと定義される機能です。あくまで細菌に対する機能であるため、大きさや構造、感染・増殖方法などが細菌とまったく異なるウイルスに対しては、効果がありません。一方、抗ウイルスとは、ウイルスを不活化(活動を停止した状態)させる機能のこと。インフルエンザやコロナなどの対策を考えるのであれば、抗菌だけでなく、この抗ウイルス機能をチェックする必要があります。
光触媒塗料とは、太陽光など自然の力で汚れを分解等できる機能を持った塗料のこと。最近は蛍光灯など室内の照明でもこの機能を発揮するものが登場しています。自分で手を加えなくても勝手にキレイを保てるので、お手入れが非常にラク。お手入れにかかるコストをカットすることもできます。
水に対しての親和性が高いため、分解された汚れが塗膜に浮かび上がり、雨が降ればそのまま洗い流してくれるといった嬉しい働きも。
当サイトが調べた抗菌塗料の中から、抗ウイルス作用がある光触媒塗料を、抗菌・抗ウイルス以外の効果の数が多い順に3商品紹介します。(2020年12月21時点)。それぞれの特徴をチェックしてみてください。
※外装:特許第5711717号、内装:第6027394号・参照元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/
000000004.000042143.html)
抗菌・抗ウイルス以外の効果
防カビ
保温
空気浄化
消臭
超低臭
主なカラー
抗ウイルス作用に優れた抗菌塗料で、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスと同様のウイルス基本構造を持つ「エンベロープウイルス」に対する抑制作用があります。光触媒・金属イオン・特殊無機物の3成分によるトリプルパワーで、天井や壁に付着したウイルスを一晩で撃退。抗ウイルス試験(ISO21702 抗ウイルス性能評価試験 ※2020年3月実施)にも準拠しており、同試験では、抗ウイルス活性値4.1を実現しています。
また、抗菌・抗ウイルス効果だけでなく、「消臭」「防カビ」「保温」などの機能も備わっています。
動物感染ウイルス(インフルエンザウイルス エンベロープ有)を用いた抗ウイルス性能評価試験(ISO21702)をクリアしています。(※2020年3月実施)
引用元:オプティマスインテリアメディカルペイント公式サイト
(https://optimusmedicalpaint.com/)
常に清潔な環境を保てています!
リネン室の独特の臭いが気にならなくなりました。抗ウイルス・抗菌作用があるので、常に清潔な環境で患者さんにシーツを提供できます。
参照元:オプティマスインテリアメディカルペイントのパンフレット
院内の独特の臭いが気にならなくなりました
どうしても気になっていた院内の独特の臭いがなくなり、お子さんも嫌がらずに来院してくれるようになりました。
参照元:オプティマスインテリアメディカルペイントのパンフレット
取扱会社 | 株式会社オプティマス | 所在地 | 大阪府大阪市中央区北浜2丁目1-14 2F(ショールーム) |
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アクセス | 北浜駅改札出口より徒歩3分 | 営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 土曜、日曜、祝日、夏季休業日、年末年始 | 電話番号 | 06-6203-1121(西日本)、03-6804-3292(東日本) |
URL | https://www.optimus.jp/ |
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抗菌・抗ウイルス以外の効果
防カビ
保温
空気浄化
消臭
超低臭
主なカラー
可視光応答形光触媒を採用しているため、LEDや蛍光灯といった室内光だけで菌・ウイルスを抑制可能。これまでの塗料との比較試験において、塗膜表面に付いたウイルスを99.9%以上抑えることが確認されています(光触媒工業会(PIAJ)の認証も取得済み)。
また、VOC含有量を低減させることで、超低臭気も実現。塗料ならではの嫌なニオイが気になりません。 さらに、特殊吸着材の働きにより、悪臭原因物質を吸着するのも特徴のひとつです。
清潔感をキープする塗装で安心できます
トイレの中の両側の壁の部分に採用しました。見た目で分かるわけではありませんが、清潔感をキープするための塗装があることで日々安心感を覚えます。
引用元:日本ペイント公式サイト
https://www.nipponpaint.co.jp/special/airclean/
取扱会社 | 日本ペイント株式会社 | 所在地 | 東京都品川区南品川4-7-16(本社) |
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アクセス | 公式サイトに記載なし | 営業時間 | 公式サイトに記載なし |
定休日 | 公式サイトに記載なし | 電話番号 | 公式サイトに記載なし |
URL | https://www.nipponpaint.co.jp/products/feature/protecton/ |
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抗菌・抗ウイルス以外の効果
防カビ
保温
空気浄化
消臭
超低臭
主なカラー
揮発性有機化合物(ホルムアルデヒド、有機溶剤など)を配合していないのが特徴。人体や地球環境への悪い影響がなく、シックハウス対策にも効果が期待できます。 また、蛍光灯の光の下で光触媒効果が発揮されるのもポイント。細菌やウイルスを、短い時間で不活性化する機能を備えています。 さらに、特殊エマルション設計によって、これまでの水性塗料より臭気を抑えているのも特徴のひとつ。塗料独特のニオイが気にならないため、日中にも塗装できます。
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取扱会社 | 大日本塗料株式会社 | 所在地 | 大阪府大阪市中央区南船場1-18-11 SRビル長堀 |
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アクセス | 公式サイトに記載なし | 営業時間 | 9:00~17:00(DNTグループショールーム) |
定休日 | 土日祝・年末年始・お盆休み | 電話番号 | 0120-98-1716 |
URL | https://www.dnt.co.jp/ |
安心で快適な暮らしを叶えるおすすめの抗菌塗料を一覧で紹介。各抗菌塗料の主な特徴や仕上がりの雰囲気が分かる施工事例、取り扱い会社の情報などをまとめています。
光触媒・金属イオン・特殊無機物によるトリプルパワーで優れた抗ウイルス作用を発揮。抗ウイルス試験(ISO21702 抗ウイルス性能評価試験 ※2020年3月実施)にも準拠しており、抗ウイルス活性値は「4.1」!
有機溶剤などの危険物が使われていない水性塗料。室内空気環境の安全性を判断するための目安となるホルムアルデヒド放散等級の最高評価を取得しています。寒さ、暑さ、騒音、ニオイにも対応する多機能性もポイント!
漆喰を塗料化した製品で、 吸湿・放湿作用が特徴。また、カビの発生も抑えてくれるほか、タバコ臭やトイレのニオイ、ペットの体臭などさまざまなニオイを吸着・浄化する機能もあります。
可視光応答形光触媒を採用しており、LEDや蛍光灯といった室内光だけで菌・ウイルスを抑制。VOC含有量の低減で超低臭気も実現しており、塗料ならではの嫌なニオイも気になりません。
揮発性有機化合物不配合で、人体や環境への悪い影響がなくシックハウス対策にも◎。蛍光灯の下で光触媒効果が発揮されるのも特徴です。また、特殊エマルション設計により臭気も抑えています。
触媒物質「ハイドロ銀チタン(Hyd[AgTiO2] )」を、塗料と融合させた水性塗料。ハイドロ銀チタンにより、花粉、ハウスダスト、カビ、汗・ニオイなどを分解することができます。
ハイブリッド型光触媒を活かした水性抗菌塗料。抗カビ機能や消臭機能も備えています。また、カラーバリエーションが豊富なのも特徴。淡彩色から濃彩色まで100種類ほど揃っています。
接触角102度の高い撥水機能を持った塗料に、防カビ・抗菌剤を配合。約60種類のカビすべてを含む、2000種類を超える菌への抗菌性を備えています。ホルムアルデヒド規制対応商品です。
抗菌剤「マイクロバーン」を配合。塗膜表面のシミやニオイを生じさせるバクテリア、カビの発生を抑制します。全部で1488色という、充実したカラーバリエーションも魅力です!
漆喰ながら、コテは不要。刷毛やローラーで簡単に塗れます。煩わしい配合も必要ありません。漆喰の調湿性・抗菌性・耐火性・安全性・カビダニ抑制性なども備えています。
LEDや蛍光灯といった室内の灯りにもしっかり反応し、塗膜表面に付着した菌・ウイルスを抑制します。防カビ性も備わっているほか、超低臭気なのもうれしいポイントです。
抗菌作用・調湿作用が強み。また活性炭が配合されているのも特徴で、優れた消臭機能を発揮します。漆喰でありながらローラーで手軽に作業できるのもうれしい点です。
汚染除去機能を持った、シリコンエマルジョン系塗料です。汚染性液体が塗膜内部に染み込むことを防ぐだけでなく、表面に付着した汚れも除去できます。VOC(揮発性有機化合物)含有量は1%未満!
室内照明によって光触媒作用が発動。部屋の中の空気をきれいにしてくれます。「ホルムアルデヒド」を減少させる機能を持っているのも特徴のひとつです。
高い抗菌性があり、塗装表面並びに下地の部分を、大腸菌・サルモネラ・リステリアなど650種類のバクテリア源から守ります。さらに多数のカビ・イースト菌・バクテリアの増殖と繁殖を防ぎます。
有害物質を含まず屋内でも安心して使用できる、フローリングや木製家具などの艶出し水性塗料。青森ヒバ材由来で、強い抗菌性や害虫予防効果を発揮する天然ヒノキチオールを配合しているのが注目ポイントになります。
室内の壁や天井に用いる水性セラミックスコーティング剤になります。銀イオン(Ag+)の働きによって、室内のホルムアルデヒドなどの有害物質を分解し、抗菌作用を発揮。さらにはタバコなどの臭いも消臭してくれます。
天然高分子素材であるキトサンが配合された塗料は、さまざまな種類の菌に対して抗菌効果を発揮すると共に、シックハウス症候群の原因物質のひとつであるホルムアルデヒドを吸着して、拡散を防ぎます。
航空機塗料や自動車用防音塗料などを開発している日本特殊塗料は、抗菌シリーズも充実。病原大腸菌やメチシリン耐性黄色ブドウ球菌といった微生物の増殖を抑制し、時間とともに減少させる効果を期待できます。
森永乳業のミルク原料(ミルクカゼインペプチド)配合で、抗菌・消臭・防カビ・クリーニング・不燃・黒板機能などを付加した壁用のペイント塗料。室内を優しく華やかに仕上げるアーリーアメリカンの色調を30色揃えており、臭いを吸着して汚れが拭き取りやすくなるため、リフォームに最適です。
有害物質を持続的に分解する光触媒効果、弱い光でも効果を発揮する無光・空気触媒効果を成分配合で使い分けることで、すべての箇所に適切なコーティングが可能です。日本全国対応で、最短当日の施工を承っています。
抗ウイルス作用がある液剤や塗料をピックアップしました。同じ光触媒製品でも有効性は異なり、誰でも手軽に塗布できるものからプロに施工してもらうものまで、メーカーによってさまざまなタイプが販売されています。
「ISO 21702抗ウイルス試験」(※2020年3月実施)において、99.9999%以上ウイルスを抑制。活性値4.7というデータも持つ、抗ウイルスクリアコーティング剤です。水性なので引火性がなく、ニオイが気にならないのも魅力。
ガラスに塗布するだけで、赤外線を88%もカット。冷房コストの大幅低減等を実現します。また、防虫・退色防止効果や、結露軽減効果も期待できる優れモノです。 もあります。
銀系酸化チタンの超微粒子のため、付着力が高く、ウイルスや細菌、ニオイの元に直接的に作用。分解を促します。人体・環境にやさしい作りもポイントです。
使用箇所に強靭な「抗菌塗膜」を形成。ウイルスや細菌、カビの増殖を抑制する効果が持続するコーティング剤です。身の回りのものからよく手を触れる場所まで幅広く使用することができます。
フィルムタイプのほかに、コンパウンドタイプがあります。好きな場所に自由にカットして貼り付けることが可能。ソフトタイプなので、湾曲した部分にも貼りやすく、気泡も残りにくい加工が施されています。
光触媒に金属銅、銀粉とNafionを組み合わせ、防カビ・抗ウイルス・除菌機能をプラス。常温で20~30分乾燥させると、耐候性・耐水性の高い光触媒皮膜が形成されます。
ウイルスや細菌を99%分解・除去。カビを抑制する機能もあります(既に発生しているカビにも効果あり)。また防汚性もあり、汚れを寄せ付けない働きを持っています。
天然由来成分の「ウルトラミスト」が、空間の隅々にまで届いて除菌・消臭・抗菌効果を発揮。施工後にベタつくことはなく、壁や床などに悪影響を与えることもないので安心です。
部屋の中の微光でも効果を発揮する屋内専用光触媒塗料。「2μW/cm2」という環境下でどの程度の抗菌、消臭、かび抵抗性を発揮するのか、データも公式サイトで確認できます。
インフルエンザウイルスやノロウイルスなど、さまざまな種類のウイルスを酸化・分解する機能があります。タバコ・アンモニア・ペット臭などのニオイの原因物質も分解!
表面を超親水性にして、汚れを付きにくくするのが特徴。また、光触媒作用により、表面に付いた有機物の汚れも分解され、付着力も弱まります。高耐候性やUVカット機能もポイント。
光触媒により、抗菌、防カビ・防藻、消臭、大気浄化、親水、防汚、退色という7つの効果を発揮。光が当たるかぎりは、これらの効果がキープされます!
超微細(約数10nmナノサイズ)の粒子による水溶性光触媒がポイント。光触媒機能でニオイや雑菌を分解し、消臭、抗菌、抗カビ効果を発揮します。耐候性に優れているのも特徴。
「除菌剤」は、次亜塩素酸系・アルコール系の消毒効果が「除菌」だけでなく「抗菌・抗ウイルス」の成分も配合しています。そのため、施工後は快適な空間づくりが叶います。
経済産業省から新型コロナウイルスへの有効性が認められた成分を含む抗菌塗料です。幅広い基材に対応しており、不特定多数の人が触れるモノ全般に使用可能。一般家庭でも使いやすいスプレータイプも展開しています。
化学物質を使っていないスペイン生まれの殺菌・抗ウイルス塗料。殺菌・抗菌効果だけでなく、空気中の二酸化炭素を吸収する空気清浄効果も期待できるのが特徴です。
抗菌塗料についてリサーチしてみると、「光触媒塗料」や「抗ウイルス塗料」「消臭塗料」などといった言葉が登場します。これらの塗料は、必ずしも、それぞれが全く異なる性質・目的を持つ塗料というわけではありません。言葉が違っても、性質・目的が重複している場合は多々あります。ただし、抗菌塗料の基本を理解するうえで、それぞれの言葉の意味や違いを押さえておくことが大切。まずは、「光触媒塗料」「抗ウイルス塗料」「消臭塗料」の意味を確認しておきましょう。
光触媒塗料とは、塗料が光に反応する作用により、塗った場所が自動的にきれいになる塗料のこと。外壁や内壁が汚れた場合、普通は手作業を通じてきれいにしますが、光触媒塗料を塗っている壁は、何もしなくても自動的にきれいになります。
光触媒塗料の主なメリットとしては、上記の通り、セルフクリーニング機能があるということ。メンテナンスの手間が省けるだけでなく、長期的なメンテナンスコストを大きく削減することもできます。抗菌・抗ウイルス作用も高いことから、近年では新型コロナ対策に有効な塗料としても注目されました。
一方で、他の一般的な塗料に比べると費用が高額になりがちなことや、日当たりによってセルフクリーニング機能にムラが生じることなどがデメリット。光触媒塗料を使う際には、メリットとデメリットのバランスを考えて検討してみましょう。
なお、光触媒塗料における「光」とは、紫外線を指す場合と可視光線を指す場合があります。外壁塗装であれば紫外線タイプ、内壁塗装であれば可視光線タイプが適しているでしょう。
抗ウイルス塗料とは、ウイルスや菌などの繁殖を抑制するための塗料のこと。厳密に言えば、ウイルスと菌は別々の生き物ですが、抗ウイルス塗料とは、ウイルスも菌も、両方とも繁殖を抑制できる塗料と考えてください。
ウイルスや菌が体内に入って増殖すると、風邪をひいたりアレルギーを起こしたりなど様々な不具合を誘発することがあるため、私たちは様々な対策をしています。それらの対策として有効な一つが、抗ウイルス塗料という位置づけです。
抗ウイルス塗料を屋内に使用すると、カビの繁殖を抑制できたりインフルエンザを予防できたり、また消臭効果につながったりなど、様々なメリットを得られます。一方で、商品によっては値段が高かったり抗ウイルス効果が十分でなかったりするものもあるので、商品選びをするときには、塗装業者や販売店によく相談することが必要。また、抗菌塗料を買ってDIYで塗装することも可能ですが、塗り方にはポイントがあるので、プロにお任せしたほうが無難かもしれません。
なお、上でご紹介した光触媒塗料には抗菌・抗ウイルス効果があると言われるため、広い意味では、光触媒塗料も抗ウイルス塗料の一種と考えることができるでしょう。
消臭塗料とは、嫌なニオイを抑える働きのある塗料のこと。消臭だけを目的とした塗料がある、というわけではなく、光触媒塗料やその他一般的な塗料の中には消臭効果のあるものもある、という意味での扱いとなります。
消臭塗料を使用したい場所は、何よりトイレ。消臭効果があるとされる塗料をトイレの壁に塗れば、長期間にわたってニオイを抑える効果が持続します。図工の得意な方であれば、DIYで塗っても、概ね満足できる仕上がりになるでしょう。
なお、消臭を目的に内壁を塗装する場合には、光触媒塗料の使用がおすすめ。商品にもよりますが、多くの光触媒塗料には、セルフクリーニング機能や抗菌・抗ウイルス機能、そして消臭機能があるため、トイレの壁に塗装すれば高い消臭効果を得ることができます。
ただし、屋内で光触媒塗料を使用する場合には、太陽の光だけではなく、LED蛍光灯などにも反応する可視光線タイプを選ぶようにしましょう。
もともと抗菌塗装は、「菌やウイルスが繁殖しやすい場所」や「菌やウイルスが繁殖すると困る場所」を中心に行なわれていました。「繁殖しやすい場所」とは、人が多く集まる場所。具体的には、商業施設や学校、ホテルなどです。また「繁殖すると困る場所」とは、菌やウイルスの影響で健康に著しい影響が生じる場所。具体的には、病院やクリニック、高齢者施設などです。
ところが近年、健康ブームの影響もあり、一般住宅でも抗菌塗装が徐々に拡大。新型コロナウイルスの流行を背景に、今後ますます一般住宅での抗菌塗装が広がっていく見通しです。以下では、一般住宅も含め、施設別での抗菌塗装の事例を見ていきましょう。
case
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、これまでほとんど抗菌対策を行ってこなかった世帯においても、徐々に抗菌塗装が注目されるようになりました。新型コロナの感染予防対策として、飲食店などの営業自粛が行われていましたが、実際に最も多い感染源となっていた場所は家庭。新型コロナの感染拡大を抑えるためには、今後も家庭内での抗菌・抗ウイルス対策が重要なポイントとなってくるでしょう。 屋内のすべてを抗菌塗装できるのが理想ですが、もし場所を限定するのであれば、家族がよく集まる場所となるLDKを優先したほうが良いでしょう。また、洗面室や浴室、トイレ、階段の手すりなど、家族全員が共用している部分も、しっかりと抗菌塗装することが大事です。
case
新型コロナウイルスの感染拡大により、補助金は降りたものの大きな打撃を受けた業界の一つが、飲食業界であることに間違いありません。店舗スタッフにおける抗菌・抗ウイルス対策はもちろんのこと、出入りするお客さんに対しても、ほぼ全ての飲食店で抗菌・抗ウイルス対策の協力を要請。その努力もあってか、2021年11月現在、日本では新型コロナの感染者が激減しています。 しかしながら、特にアルコールを提供する飲食店はウイルスが拡大する可能性の高い場所であることや、今後も新型コロナウイルスの感染が拡大する可能性があることなども踏まえると、今後も飲食店では徹底した抗菌対策が望まれます。飲食店における抗菌塗装は、急速に拡大していくことでしょう。
case
ご紹介している事例は、ネイルサロンにおける抗菌塗装です。「安心安全な空間」を目指しているオーナーの要望により、店内全体に抗菌塗装を施しました。 ネイルサロンや美容院など、いわゆる「サロン」と総称される場所では、店舗スタッフとお客さんとの距離が近め。なおかつ、施術が終わるまでに長い時間を要するため、新型コロナやインフルエンザの感染リスクは高いと言わざるを得ません。 換気したりマスクを着用したりなど、可能な限りのウイルス対策を行うことと並行し、たとえお客さんやスタッフが店内にウイルスを持ち込んだとしても、そのウイルスの繁殖自体を抑制する目的で、抗菌塗装を行っておくことはとても効です。
case
秋葉原の高架下で2019年12月にオープンした宿泊施設内に、光触媒塗装を実施した事例です。客室内には太陽光が少ないため、室内照明にも反応する光触媒塗料を使用したとのことです。 ホテルの客室は、不特定多数の人が毎日のように入れ替わる密室。清掃スタッフが毎日掃除をしてはいるものの、目に見えないウイルスや菌を排除し尽くすことは不可能です。 客室内はもとより、廊下やエレベーター内、フロントなども含め、不特定多数の人が往来するあらゆる場所では、しっかりと抗菌塗装が行われることが理想です。
case
インフルエンザが家庭に持ち込まれ、家庭から職場へと拡大していく、という流れはよく知られたところですが、それ以前に、インフルエンザは幼稚園や保育園、学校などから家庭に持ち込まれるケースがとても多いことが、様々な調査から明らかになっています。新型コロナウイルスについても、恐らく同じことが言えるでしょう。 まだ学校に通っている若い人たちは、たとえ新型コロナにかかっても、多くの場合は重症化しません。しかしながら、学校から家庭に持ち込まれた新型コロナウイルスが、万が一、おじいちゃんやおばあちゃんに感染してしまうと、取り返しのつかないケースになる恐れもあります。いかなる学校でも抗菌塗装は急務と考えるべきでしょう。
case
病院内のあらゆる場所を抗菌塗装したという事例です。 もともと病院は、病気やケガで体が弱っている方々が集まる場所。体が弱っている原因にはウイルスや菌があるかもしれません。あるいは、他の理由で通院している患者であっても、体が弱っている以上、ウイルスや菌に感染しやすくなります。 病院内で感染が拡大すれば、一時的に病院が機能停止するなどし、地域医療にも大きな影響が及びかねません。大規模病院はもちろんのこと、街の小さなクリニックや歯科医院でも、徹底して抗菌対策を行うべきでしょう。壁やカウンター、病室、診察室、エレベーターなどの抗菌塗装はもとより、レントゲン機器や消毒器などの各種機器の抗菌対策も並行して行うことが理想です。
ここでは、抗菌塗装の基礎知識や豆知識などを紹介しています。どんな点に注目して抗菌塗料を選べばよいのかも見えてくる内容なので、ぜひ参考にしてください。
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抗菌塗装を選ぶ際に重要となる「抗ウイルス活性値」。ここでは、「抗ウイルス性能評価試験(ISO21702)」「抗ウイルス活性値」の意味などを、分かりやすく丁寧にまとめています。また、抗ウイルス活性値が高いおすすめの塗料もピックアップ!
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抗菌塗装を室内塗装に取り入れることで、具体的にどんなメリットが得られるのかを、詳しく解説しています。また反対に、考えられるデメリットもまとめました。よりメリットが大きな塗料の条件も紹介しています。
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自社ショールームを活用した抗菌・抗ウィルス塗装相談会の実施や、オンライン相談の取り組みなど、現在、塗装業界において実際に行われている新型コロナウイルス対策を紹介しています。
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「光触媒塗料とは?」という疑問に徹底回答!光触媒の塗料を採用することのメリット・デメリットや、価格、耐用年数、さらには選び方のポイントなどについて、分かりやすく解説しています。
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当サイトで紹介している抗菌塗料の中から、消臭性能のある3製品「オプティマスインテリアメディカルペイント(オプティマス)」「パーフェクトインテリアエアークリーン(日本ペイント)」「COZY PACK Air(大日本塗料)」をピックアップ。それぞれの塗料について、その消臭性能を実験で確かめています。トイレのニオイ(アンモニア)と、加齢臭がどれほど消臭されるのか、においチェッカーで測定しました。
衛生管理のコンサルタントとしても活躍している、衛生管理の菌の専門家に、ウイルスについてお話を伺いました。菌とはどのようなものかといった基礎知識から、介護施設やクリニックでの抗菌塗料の選び方まで丁寧に解説しています。