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塗料の選び方

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色選びも大切ですが、どの塗料で塗るのかを決めるのも大事。一度塗ったら、次に塗りなおすのは10年前後ですし、その立地環境や外壁素材などとの相性もあるので、塗装のプロでも慎重に選ぶほどです。また、家のイメージが決まる色選びでは、既存の色だけでなく、希望する色を作りだすことも可能です。

塗料選びはプロに相談

プロも選ぶのが難しい種類豊富な塗料

塗料の種類には、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素があり、それぞれ溶剤タイプと水性タイプ、硬質タイプと弾性タイプ、さらに薄塗りタイプと厚塗りタイプとさまざまな仕様があります。さらに、性能面でも低汚染性・防カビ性、防藻性、透湿性、断熱性と違うのですから、塗料を選ぶのはなかなか大変な作業です。

塗料を自分で選ぶのは難しいですから、複数の業者に相見積もりを出し、その中から納得した塗料を使っている業者を選ぶのがおすすめです。外壁に使われている素材との相性、希望にあった性能や予算にあったものを勧めてくれますから安心です。

全ての塗料を取り扱っているわけではない

塗料を取り扱っている業者は、すべてのメーカーの全種類の塗料を取り扱っているわけではなく、多種多様な塗料から「これは!」というものを選んで用意しています。業者のお勧めともいえる塗料であり、その扱いにも長けている塗料です。取り扱いのない塗料でも、要望に応じて取り寄せてくれる場合もあるので、希望する塗料があれば相談してみるといいですね。

調色で自由自在に色をつくる

机上の知識だけでは難しい調色

使用する塗料に希望する色合いがなかったら、調色で希望する色を作る事もできます。色を混ぜ合わせたり新しい色を作る調色(色合わせ)は、経験と勘に頼るところも多い作業で、塗装作業の中でも熟練の腕が求められるほどの難しさがあります。

調色している時の色と、実際に塗装して乾燥した時の色は違うことからも、知識だけでなく現場での経験数も必要です。例えば、乾燥塗膜などでは塗膜内の顔料の比重差による沈降も考えなくてはいけないのですから、知識として知っているだけでなく現場での経験がなければ、なかなかそのコツはつかめません。

色調のプロ・塗料調色技能士

そうした調色のプロとして、国家資格の塗料調色技能士という資格もあります。大手建築設計事務所の設計士や建築デザイナーから指名される人もいるほど。色や艶、質感などを正確に再現し、既製塗料にはない微妙な色の注文にも対応してくれるなど、高精度な調色が可能です。

調色を専門とする会社では、誰もが同じ品質の調色を再現できるように、色差計や光沢計などの計測機器を使って徹底的にチェックしているところも。豊富な経験・知識とデジタル機器の併用で、正確で安定した調色を提供しています。

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